くさいくさいと言うけれど本当にそのにおいはしているの?

くさいくさいと言うけれど本当にそこまでのくさいの?私が病院に行って先生と話した時に気付かされたことです。自分のにおいと長年付き合っていると、消臭方法が上手くいって消えたとしても「くさい」と感じてしまうのです。自分のにおいに対する感覚がわからなくなってしまいます。

 

例えば、強烈なにおいを発する靴をバッチリ消臭して、気を使わない兄弟、姉妹に嗅いでもらい「においはしない」と言われても、自分では「まだにおう」と感じてしまいます。明らかに納豆臭いにおいはなくなっているのに、革やゴムのにおいを元のにおいと判別が出来なくなっているのです。

 

 

アポクリン腺はもう無いのに
これはワキガの手術でもよく言われることです。ワキガの独特のにおいを出すアポクリン腺を取り除いた後に、「まだくさい」と感じてしまうのです。物理的に独特のにおいを出すものを取り除いても、感覚的に取り除けてないのです。普通の汗臭いにおいを独特のにおいと同じように感じ、手術も失敗したかのように思い込んでしまいます。気になり始めると、人はにおいを探してしまうのです。

 

 

においを探してしまう
お風呂あがりでも、くさいにおいを探すかのように嗅いでしまうこともあります。必要以上に足のにおいを何回もかいで探しだして「くさい」と凹むのです。でも実際はそこまでくさいわけではなくても、長年のイメージでそう感じてしまうのが嗅覚のあいまいなところです。自分の足のにおいが消臭できているのか不安に思うかもしれませんが、「におい」そのもののことを知識として理解しておけば対処の仕方もだいぶ楽になります。

 

ワキガの手術で成功した後でも、洗ってすぐの足でもくさいにおいを探してしまいます。実際にはこの時ににおいはしないのですが、鼻の奥底にあり記憶にあるにおい、皮膚の中、深くにあると思っているにおいを懸命に探してしまいます。不安を取り除くため身近な人に聞いて、「大丈夫しない」と言われてもなんか信用できなく、何回も聞いてしまいます。

 

このように思う人も多く決して自分だけとは思わなくて大丈夫です。みんな不安なのですから。また自分以外でこのように言って来る人がいれば根気よく「大丈夫だよ」と言ってあげてください。しつこいと思っても怒らないであげて下さい。

 

 

 

オヤジ臭い人やワキガ、足がくさい人で自分のにおいが気になっていない人は何でだろ?

周りの人は気づくのにその人本人は、まったく自分のにおいが気になっていない人がいます。これは鼻の細胞と感覚が大きく作用しています。においに対して敏感、鈍感などの感覚的なものありますが、嗅覚には慣れ、順応、疲労があります。そのにおいを嗅いで元の鼻の感覚に戻るのは、数十秒から数分の時間が必要になります。直ぐににおいを嗅いでも弱まって感じたり、においそのものが感じなくなるのです。

 

 

自分で感じてないだけ
加齢臭は中年になってくるとしてきますが、鼻が順応や慣れで感じなくなるのです。ワキガでも足でも同じことが言えます。部屋に芳香剤を置くと最初はいい香りがしますが次第に何にもないように感じますし、気にならなくなります。部屋のにおいが消臭剤によってにおいが消えたとしても、鼻の疲労により感じなくなっている場合もあります。人が普通に生きている空間では、においが全く無くなることはほぼありません。日々生活している部屋のにおいが無いと感じているのは、嗅覚疲労によってそこに有るにおいを感じていないだけなのです。

 

 

 

分からないの?自分の腋臭や足の臭いが気が付かないのは何で

 

 

足のにおいをなくす手術はあるの?ワキガと同じ手術?

 

 

足の臭いを消したくて病院に行ってきました。においは治る?

 

 

足がくさくなる発生源を断定するのはおかしいし、出来てない

 

 

トップページ