足がくさいから原因の細菌を殺菌しまくったら足がガサガサに

足がくさくなる原因の一つに細菌があります。細菌が足の角質や皮脂を元に、汗の蒸れた環境で繁殖してにおいを発生させます。この細菌は人に常在している菌と一般細菌や真菌、黄色ブドウ球菌などと言われてます。

 

足のにおいは細菌が原因と知った私は、「殺菌すれば治る」と勝手に自己判断しました。病院や待合室などで置かれている消毒薬エタノールと、家に無水エタノールも有ったのでそれも一緒に使いました。エタノール(アルコール)は、黄色ブドウ球菌、カビ、酵母、病原性大腸菌、腸炎ビブリオ、サルモネラなどを殺菌します。

 

エタノールを直接コットンにたっぷりつけて、足首まで念入りに拭き取り始めました。無水エタノールのすっきりする感じがよかったので結構な頻度で使用し、外出する時はスプレー容器に入れてました。今思うと気分的なものと分かりますが、その時は何となくにおいが変わってきたと思い、余計にとり憑かれたようにやってました。やり始めて数日もしない内に変化に気が付きました。足裏が白くなり始めたのです。それでも構わずやり続けていたら、足裏がガサガサになってしまったのです。

 

においも別に変わりようはなく、とても良くなったとは言えません。皮膚の状態も心配になり病院に行った所、皮膚の油分の取り過ぎとのことでした。エタノールは消毒用と普通のエタノールがあり、効力も別々用途があるのです。両方使っていた私は余計に皮脂を取ってしまっていたのです。これを治すために処方してもらった薬では足らず、油分を戻すのにニベアも使い治すに一週間以上掛かりました。もちろんにおいはくさいままです。

 

 

 

常在菌を取りすぎるのはよくない
人が持っている常在菌を取り過ぎるのはよくないと言います。本来人が持っている菌や皮膚に付いている菌は、意味があって存在しています。それを取り過ぎてしまうと、他の強い菌が何の抵抗もなく繁殖してしまい、人によってはにおいが強くなってしまうこともあります。

 

足の細菌は、カビ、真菌、ブドウ球菌とも言われており強い部類だと思われるので、これにあてはまるか分かりませんが、薬品は使いすぎると逆効果になるとはこの事も言えるのでしょう。なぜはっきり言えないのかというと、足のにおいに関してはそこまで研究されておらずまだまだ解明されていないことがあるからです。

 

 

靴を除菌する
除菌消臭スプレーの99%除菌や99.9%除菌より消毒用エタノールの方が殺菌力は強いです。殺菌出来る菌の種類も多いですし、靴の殺菌にも使えます。その際、気をつけないといけないのが、表面にエタノールが付くと塗料がまれに落ちたり変色することがあります。外側には付けないようにして、内側だけにつけるようにしましょう。革靴に使う時は、たっぷり使用するのではなく、ササッと程度にしておきましょう。無水エタノールほどではないですけど、脱脂をしますのでひび割れてくることが稀にあります。

 

 

消毒用エタノール(アルコール)と無水エタノール(アルコール)の違い
細菌を殺菌するためには、濃度が76.9~81.4vol%前後の消毒用エタノールを使わなければいけません。無水エタノールは濃度が99.5vol%以上のものであり、主に汚れや油分を取り除く(脱脂)のに使います。濃度が80%以上になると殺菌能力が極端に低下してしまい、無水アルコールでは殺菌効果は期待できません。殺菌を目的とするならば、消毒用エタノールを使わないといけません。

 

 

 

足のにおいは何科に行くの?どんな病院があるの?

 

 

靴の消臭にファブリーズってどう?革靴には使えません

 

 

99%除菌と99.9%除菌ってお客さん!過大解釈しすぎ!

 

 

抗菌は菌を寄せ付けないではありません。殺菌と抗菌の意味

 

 

トップページ