洗ってもにおうくさい靴やサンダルには粉をふれ!でも注意が必要
どんなにくさい靴のにおいも消える魔法の粉!?外国では20年以上前よりにおい消しとして使われてきた粉があります。グランズレメディというニュージーランド製の片栗粉の様な粉です。ただ靴の中に粉をふりかけるだけでビックリするほどにおいが消えます。
サンダルやスリッパ、ブーツ、革靴、学校の上履きや外履き、洗っても落ちないくさいにおいも取れます。日本でもたまにテレビや雑誌で紹介されていますが、他の消臭剤に比べると実際に使われる方はそこまで多くありません。
消臭効果もそこそこ実証されているのでもう少し知れ渡ってもいいと思うのですが、そこまで流通していないのは直接肌に触れるものであり、外国産で使用材料が詳細に表記されていないのが心配で購入をためらう人が多いのだからだと思います。
皮膚の疾患がない私でも最初に使うには、ぶつぶつが出来ないだろうか?とか考えてしまいかなり勇気がいりました。購入するなら少しでも心配事を減らすために並行輸入品は怖く、偽物も出回っているということなので正規代理店からのものがいいでしょう。
グランズレメディってどう?粉の消臭剤を使う時には注意が必要
くさかった靴も不思議なぐらいにおいは消えます。初めて使う人はビックリすると思います。洗っても取れないひつこいにおいもなくなります。使用出来る靴も多く対応範囲は広いですが消臭剤としては一長一短なので、使用する上でのいくつかの注意するポイントをおさえておきましょう。
間違ってはいけないのがグランズレメディのような粉の消臭剤を使っても足のにおいは消えません。あくまでも靴のにおいを消すだけのものですので、足に直接塗ってはいけません。靴下に直接ふりかけても消臭に対して即効性はありませんので必ず靴に行いましょう。また必要以上に多く靴に入れておいて、そのまま履いても効果は変わりませんので不要な粉はとってしまいましょう。
このような粉の消臭剤や消臭スプレー、ファブリーズなどの消臭剤に言えることです。においを消すこととは、においの成分を取り除くか化学変化させるか鼻で感じなくさせるかです。普通の消臭剤はほとんど化学変化か感じなくさせているので、におい成分そのものはソコに存在しているのです。靴の中のようなこもる場所ならなおさらとどまり続けます。そのことを頭にいれて使いましょう。粉の消臭剤は成分的にみて科学的に消臭しているの部分が大きいです。
新品の靴やくさくない靴に使っても効果を感じることはありません。基本的にくさいにおいを消すことが大部分であり、においの発生源をおさえることはそれほど強くありませんのでくさくなる前から使うのはやめておきましょう。出来るだけ靴の中には不純物は無いほうがいいのです。消臭剤としては中敷き(インソール)が一番いいので新品の靴がくさくならないようにするにはまず中敷きを使っておきましょう。
ポイント2、3にも通じますが靴の中に粉を入れ続けると、素足や靴下、ストッキングに付いて取り除かれた以外の粉は残り続けます。そして足の角質や汗の成分、ホコリなどと混ざり合い回数を重ねていくと次第に効果が薄まってきます。粉を入れても効果を表さなくなってくることがあり、より多くの量を入れるようになります。しかしそれでも効果が出なくなってきますので、そうなってしまったら1回洗うしかありません。高価な靴やプロでしか洗えない靴に使う時は使い方を考えましょう。
消臭専用インソール「金ピタ君」のような効果が期待出来て値段が高めの中敷きを使っている時は注意しないといけません。インソール金ピタ君の構造は多孔質になっており、におい成分を吸着してにおいそのものを除去します。中敷きを敷いたまま粉をふってしまうとメッシュの表面や穴を塞いでしまい効果が発揮できなくなってしまいます。
金ピタ君のような中敷きを使っていればそこまでくさくなっていないと思いますので、グラメンズレメディを使う必要はありませんがどうしても使いたい時は1回はずしてからふりかけるようにしましょう。そして履く時に粉をしっかりとってから中敷きを敷くようにします。
安い中敷きを使っているときは付けたまま粉をふって構いません。安い中敷きは気休め程度の効力しかありませんので、そこまでの構造はしておりません。めんどくさいので使い捨て感覚でふりかけてOKです。
グラメンズレメディのような粉の消臭剤の使い方
使い方は革靴でもブーツでも同じで足裏が付く部分が全体的に粉が行き渡ったていれば大丈夫です。必要以上に多くふりかけても効果はあまり変わりません。サンダルなどは足裏が付く表面に全体的に指で塗ってあげればOKです。グラメンズレメディのような粉の消臭剤は、すぐにくさいにおいが消えるわけではなく徐々に消えていきます。ふりかけて2、3日後ににおいが消えているのでそれまでは放置しておきます。
使用頻度も頻繁に行う必要はなく、少しにおってきたなあと思ってから使うようにすれば大丈夫です。においが取れていない場合は放置期間を申込し伸ばしてあげます。放置しないで履きながらでも消臭は出来ますが、その都度粉を入れて、出しての繰り返しをにおいが消えるまで行います。
宣伝では一回においを消してしまえば半年の効果があるとありますが、さすがに大げさだと思います。靴の使用頻度とにおいの個人差もありますが、まずそこまで持ちませんので柔軟に使用することをオススメします。
粉を入れて放置後、履く前に余分な粉を取り除きます。私の場合は外でドライヤーで吹き飛ばすか掃除機を使ってました。なんとなく掃除機が汚れる感じがしたので吹き飛ばすことが多かったです。ゴミ箱にトントンぐらいではなかなか取れてくれません。そして私は固く絞ったタオルで中を拭いておりました。めんどくさい人はそのまま履いてもいいですが、暗めのストッキングや靴下には白い粉が目立ちますので気をつけないといけません。
粉をたっぷりの状態で履いてみました
靴が蒸れる暑い時期に、粉をたっぷり靴に入れた状態でどのような感じになるのか試してみました。不思議な事に足に汗をかき蒸れている状態で歩いてもヌルヌルしません。粉が水分で溶けていない状態でそのまま残っています。水に溶けにくいミョウバンが多く含まれているので、それが残っているのだと思います。
どちらかと言うとサラサラというかカサつく感じに足裏がなってます。ストッキングや靴下から中へ入ってきた粉が足裏に付いているところは乾燥しており、付いていない所は汗で湿っている状態です。このような感じでも足がにおわないわけではありませんので、やはり余分な粉は必要ないと思います。
初めて使う時、足がかぶれないか心配な人はパッチテスト
私も最初試しに効果を検証しようとした時は、心配でしたのでいちよう軽くパッチテストを行ってから使いました。アレルギーの人や肌が弱い人、何か心配な人はパッチテストを行ってから使ったほうがいいかもしれません。また水虫の人にも使えるとありますが、一気に使うのではなく少しづつ試しながら様子を見たほうが無難です。
パッチテストとは本来、肌に薄く塗って放置し30分後と48時間後に赤みやはれ、湿疹、痒みなどの症状が出ないかを確認するアレルギー反応のテストです。
グランズレメディ 【国内正規品】 50g 直接肌に触れるものですから少しでも安心出来るものを使い、注意ポイントをおさえて使いましょう。